子どもの教育資金はどうされていますか?
学資保険がいい?貯金だけ?
本当に貯まるのか???
漠然とした不安があり、
2人、3人産めるのか?なんて考えたりしたこともありました。
そんな我が家はYouTubeや本を頼りに徹底的に情報収集をし、
何度も家族会議を重ねた結果、方向性が定まってきました!
Contents
教育資金準備はどうしたか 結論
ジュニアNISA +現金貯金
という形で教育資金を確保することにしました。
ジュニアNISAとは
そもそもジュニアNISAとは
積み立てNISAの子どもバージョンです。
主な概要
・日本にお住まいの0歳~19歳の方(口座を開設する年の1月1日現在)
・新規投資額で毎年上限80万円が最長5年間非課税
・投資可能期間は2023年
・口座開設者本人(未成年者)の二親等以内の親族(両親・祖父母等)
詳しくは金融庁のホームページにも載っています。
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/junior/overview/index.html
そして、廃止が決定された今、とってもチャンスになりました!
・子どもが18歳になるまでは原則払い出し不可
・もし払い出しした場合は過去にさかのぼって課税
といった条件がありました。
しかし、
・2023年までの投資が可能
・2024年以降は子どもが18歳になるまでずっと非課税で運用可能
・途中解約しても、さかのぼって課税されない
ととても使いやすくなりました!
このようにとっても使い勝手が良くなったジュニアNISAを活用して、
教育資金を作ろうということにしました。
教育資金をいくら準備するかについては以下のポイントを中心に話し合いながら進めました。
NISAは国も推奨しているため、ボッタクリ商品なども厳しく排除してくれているので、
うまく使わない手はないかなと思います!
家族会議のポイント
・インフラ率を考慮
・私立か公立の教育方針すり合わせ
・安全性と確実性
インフラ率
インフラとは簡単にいうと、 物価が上がり、お金の価値が下がることです。 コンビニアイスの値段どんどん上がってる(°_°)みたいなことです!
モノに対してインフラ率を考慮する思考はあったのですが、
調べてみるうちに学費もインフラの影響があることに気づきました!
そのため、今のデータの金額より少し高く見積もらないと
現実的ではないというとになります。
ちなみに1970年~2015年の45年間で見ると、
教育費は約7倍になっています!
こちらは文部科学省データの学費の平均金額です。
ご覧の通り、私立か公立かでも大きく差が出ます!
そのため、我が家は教育方針についてすり合わせも行いました。
教育方針
我が家は基本的に公立推奨の考えです。
本人が希望するのであれば、私立の選択肢もありかとは考えています。
ただ、私立に行くのであれば基本的には進学校のみにしてもらいたいなと思います。
入ってなんとなくエスカレーターな私立は基本的にあまり意味を感じておらず、
公立で様々な学力や家庭環境の子どもたちと共存できる力を身につけた上で
必要な学力を付けてほしいという考えです。
あくまでも本人の人生なので、
最終的には子どもに決めさせたいなとは思っています。
我が家はこのようか教育方針から
大学のみ私立、他は公立というプランでの金額を算出しました。
安全性と確実性
最後に、教育費は必ず必要な資金です。
大学は18歳、浪人しても20歳までくらいには必要で、、
といった、ある程度期限の決められたものですので
安全性と確実性のある方法で準備することを考えました。
そのため、長年実績のあるS&P500に連動した投資信託でのジュニアNISA +貯金という選択をしました。
現金貯金のみ、学資保険、ジュニアNISA +現金貯金の比較
※毎年25万円を18年間、教育資金準備金とする
※インフラ率は0.5%で概算
毎月25万円それぞれで運用や貯金をすると得られる金額の概算 | インフレ率0.5%で概算での必要資金 | 得られる概算と必要資金の差 | |
現金貯金のみ | 450万円(25万×18年) | 492万円 | −42万円 |
学資保険 | 465万円(複利0.33%のニッセイ学資保険シュミレーション) | 492万円 | −27万円 |
ジュニアNISA +現金貯金 | NISA:12万円×18年(年利3%)=284万円現金貯金:13万円×18年=234万円284万円 +234万円=519万円 | 492万円 | +17万円 |
このように考えると、ほとんどプラスにならない現金貯金や学資保険より
投資 +現金貯金で進めたいという結果になりました。
ジュニアNISA +現金貯金のメリットとデメリット
メリット
・収益性を高くすることができる
・インフレに勝てる可能性がある
・投資の勉強もできる
・NISAであれば非課税で運用できる
デメリット
・あくまでも投資のため、元本割れなどのリスクがある
お金持ちで証券口座を持っていない人はいない
というほどです!
まずは証券口座を開設し、行動することが大切だと
我が家も動き出しました。
口座開設について
ちなみに証券口座は楽天証券にしました。
ジュニアNISAは楽天ポイントは貯まらないのですが、
私たち夫婦の積み立てNISAは楽天ポイントを貯められるので
同じ楽天での契約にしました。
ある程度、楽天経済圏で暮らしているのであれば楽天証券がおすすめです。
余談ですが、はじめはSBI証券で開設しました。
SBI証券はTポイントが貯まります。
業界NO.1ということもあり、まず初めのスタートはSBIでしたが
家計を楽天経済圏に移行したため、楽天証券に変更し、スタートさせました。
まとめ
・教育資金はジュニアNISA +現金貯金で作る
・ジュニアNISAは廃止が決定された今、とても扱いやすくなった
・教育資金を概算する場合は①インフラ率②教育方針③安全性、確実性をポイントに
・投資は学資保険や銀行預金よりも増やせるチャンスがある
・投資は元本割れのリスクもあるから現金預金と並行してリスク回避
・投資の勉強、お金の勉強をすることにより、我が子への教育も将来してあげられる
・証券口座開設は楽天ポイント派は楽天証券、Tポイント派はSBI証券
・まずは証券口座開設で初めの一歩を踏み出すことが大切
このように我が家はジュニアNISA +現金貯金で
教育資金を貯めようという結論に至りました!
投資なんて別世界の話という感じだったのですが、
正しく学ぶと投機ほどのリスクを取らずに
お金を増やすこともできるのだということを知り、
将来に対しての不安がかなり減りました!
どこから学べば良いかわからず、
まずは手当たり次第に積み立てNISAについてのYouTubeを聞き、
用語を覚えて、投資の話に慣れていき
この結論を出すところまでに至りました!
毎日1本×3ヶ月程、慎重に検討しました!笑
身近に聞ける人がいなかったので、本当に信頼できる内容かを精査して夫婦で決めました。
まずは、証券口座を作ってみて
勉強せざるを得ない状況を作ってみるといいかもですね!
かわいい我が子に将来、誰も教えてくれない お金のことなどもしっかり教育してあげたいということをモチベーションに頑張りました! これからもたくさん学び、次の世代に繋げてあげたいなと思っています。